2022年8月20日〜21日にかけてRAA650kmが開催され、RAAM予選を加藤洋平さんが25時間5分のタイムで完走しました。加藤洋平さんは4人のクルーのサポートを得ながら、平地と下りはリカンベントで、登り区間はロードレーサーに乗り、気象条件が厳しい中、見事に完走されました。
RAAM 予選会(クオリファイア)完走者加藤洋平さん
一方走行会部門では、今年は初めて男性2人のチームが参加されました。ゴールデンウィークにランドヌール東京主催の日本縦断ブルベをトップでゴールをされた小河雅弘さんと滝聖人さんの2人チームは驚異的な走りで650kmを21時間台で完走されました。
また市川絵里さん、三沢フィリップさん、山名秀明さん、藤井正嗣さんの4人チームも健闘し、22時間台で完走されました。
ソロの加藤洋平さんは30歳、2人チームはまだ20歳台で、RAAにも高い志を持った若い方々が参加してくださったことがとても励みになりました。小河さん、滝さんチームは近い将来RAAM参加を目指すそうです。
一方、1000kmも同日開催の予定でしたが、開催前から悪天候が予想されたため、DNSされる参加者が多く、走行会の参加者はいち早く種目を650kmへ切り替えたため、開催日当日になって、参加者0となり中止となりました。
今年の青森・秋田はつぎつぎと豪雨に見舞われ、特に日本海側では川の氾濫、道路の冠水などの被害が甚大で、県内至る所で土砂崩れによる通行止めが発生し、大会直前までコースが定まらず、主催者としてはヤキモキさせられました。大変残念でしたのは、RAAのコースのハイライトである津軽半島の龍飛崎や外ガ浜周辺が通行止めとなったことです。昨年も災害のため,コースを大間にとることができませんでしたので、2年続きで青森県一周を果たすことはかないませんでした。
参加者からは来年に向けてもっと広報活動をすべきという提言を受けました。より多くのサイクリストがRAAやRAAMに興味を持っていただけるよう、様々な情報を発信しますので、よろしくお願いします。