RAAM予選会「RAA」について

JUCAが毎年主催している青森一周ライド(Ride Across Aomori、略称RAA)は、日本で唯一のRAAM公認予選会です。RAAMへの挑戦はまずこの予選会を突破し、RAAM参加資格を取得するところから始まります。

青森県を1周する650km、秋田県までエリアを拡大した1000kmの2コースと、RAAM予選会・JUCA走行会・チームリレーの3つのカテゴリがあります。


過去開催時の動画です。

コース

青森県在住の2020年JUCA走行会完走者 工藤久雄さんが企画したコースです。1000km(獲得標高15,181m)は県境をなぞるように青森県を大回りで一周するコース、650kmはその短縮版となります。

650kmコース

新青森駅スタート – 下北半島 – 七戸 – 八甲田 – 黒石 – 弘前 – 鰺ヶ沢 – 竜飛崎 – 新青森駅ゴール

スタートは新青森駅前。ここから下北半島を巡ってから、高山植物の一大宝庫となっている八甲田、温泉のある岩木、青森の中心地である弘前を経由して鯵ヶ沢まで行き、そこから秀嶺、岩木山をほぼ一周します。メロンロード~十三湖~龍飛崎まで北上してから、津軽半島外ケ浜を経由して、新青森駅に戻ります。

  • 制限時間
    • RAAM予選会ソロ(男):32時間
    • RAAM予選会ソロ(女):34時間
    • JUCA走行会(男女共):40時間
    • リレー:30時間
1000kmコース

新青森駅スタート – むつ – 大間 – 八戸 – 階上 – 奥入瀬渓谷 – 小坂 – 寒風山 – 鯵ヶ沢 – 龍飛先 – 新青森駅ゴール

スタートは新青森駅前。ここから下北半島を巡ってから、太平洋側、岩手県との県境に近い階上(はしかみ)まで南下し、42号線で内陸に入ります。十和田奥入瀬ラインで十和田湖へ登り、樹海ラインでかつての鉱山町、小坂に下り大湯の環状列石をへて男鹿半島で日本海に出ます。世界遺産の白神山地の美しい風景を楽しみながら、五能線に沿って北上し、鯵ヶ沢まで行き、そこから秀嶺、岩木山をほぼ一周します。メロンロード~十三湖~龍飛崎まで北上してから、津軽半島外ケ浜を経由して、新青森駅に戻ります。

  • 制限時間
    • RAAM予選会(男子ソロ):62.5時間
    • RAAM予選会(女子ソロ):69時間
    • JUCA走行会(男女ソロ共):75時間
    • リレー:60時間

カテゴリ

いずれも年齢カテゴリーはなく、ソロのみ男女で制限時間が異なります。JUCA走行会、チームリレーは年齢制限や制限時間の違いはありません。

RAAM予選会
  • 出場資格の有効期限は2年間です。
  • RAAM参加を本気で検討している参加者には、本番を想定してサポート車とクルーをつけたRAAM方式での走行を強く推奨します。
  • サポート車あり・なしに関わらず、制限時間内に完走するとRAAM参加資格を取得できます。
  • サポート車をつける場合は、2人以上のドライバーが必要です。
JUCA走行会
  1. RAAM予選会とおなじコースを走れます。脚を試したい方にオススメ。
  2. 予選会と同じコースですがRAAM参加資格は取得できません
  3. サポート車なしのソロ走行となりますので、自己責任で走ってください。
チームリレー
  1. チームでRAAMに挑戦する場合、RAAM予選会への参加は必須ではありません。RAAM本番をシミュレーションする練習の場としてご参加ください。
  2. 2人・4人・6人のいずれかでチーム構成をしてください。(RAAMは、2・4・8人のカテゴリー分け)
  3. リレーメンバーはサポート車のドライバーを兼ねることもでき、各メンバーが走る距離や交替回数も自由です。複数メンバーで同時に走ることも出来ます。
  4. スタート時にエントリーしたリレーメンバー全員が揃ってパレード区間を走ること、ゴール時にリレーメンバーの半数以上が残っていることが完走の条件です。