代表 井出 マヤ
自転車歴40年。1980年代、米国オレゴン州ポートランド滞在中に長距離のサイクリングイベントに参加するようになる。ポートランド近郊では毎週末センチュリーラン級の自転車のイベントが開催され、頻繁に参加しているうちに自転車長距離ツーリングの楽しさに目覚める。
1992年帰国し、明治大学自転車部OB会が主催している東京-糸魚川ファーストランに参加。日本では300km級の自転車大会が少ないため「毎週長距離の自転車大会が開催されている日本にしたい」とブルベの導入に尽力する。
2001年ブルベを日本に導入すべく6人の仲間とカナダBC州で開催されていた600kmブルベに初参加。 自身は途中リタイヤしたものの、同年、世界のブルベを統括するオダックス・クラブ・パリジャン(ACP)が日本におけるブルベの開催を認めた。日本はACPがブルベの開催を認めたアジアにおける最初の国となった。
20年経った今、日本では毎週、Audax Japan傘下のクラブ主催による200km以上のブルベが全国各地で開催されている。またインド、台湾、中国など、アジア各国でもブルベが開催されるようになった。国を跨いだブルベを通じての国際交流も盛んであり、参加者数も大幅に増加している中で、ブルべを通じた距離への飽くなき追求の帰結が、アメリカ横断5000kmレース「RAAM」へと繋がった。ブルベの裾野が広がった今、次なる挑戦であるRAAMに一人でも多くの日本人が参加できるよう奔走している。
ブルベ歴
2001年 Audax Japanの前身ランドヌール・ジャポン設立準備委員会メンバー(以来20年以上のブルべ主催経験を持つ)
2004年 Audax Japan創立メンバー
2011年 PBP (パリーブレストーパリ)完走(88時間30分)
2012年 台北-屏東-台北 1000km:完走(72時間)、SR5000 メダル取得
2016年 東北-周イザベラ・バード1500km主催
2019年 オダックス・ジャパン ベスト・オブ・ライダー賞受賞
海外ブルベ歴
メルセロ(オランダ)ーヴェロナ(イタリア)1,200km:時間外完走
キャスケード1,000km(米国ワシントン州):途中リタイア
台湾600km、400kmブルベ:完走
海外自転車旅行歴
2004年 カラコルム・ハイウェー(パキスタン)、ネパール、パミールなど
2005年 スイス・アルプス(グリンデルワルド―スステン峠―フルカ峠―ギンメル峠)
2011年 フランス・アルプス―イタリア(ジュネーヴ―アオスタ―ミラノ)
2015年 ジュネーヴ(スイス)―ニース(南仏、テレグラフ―ガリビエル峠―リゾアール峠―ボネット峠経由)880km
2019年 仏領ピレーネ山脈―スペイン領ピレーネ山脈
RAAM歴
2018年 鈴木裕和選手のクルーとして全行程参加
2019年 尾澤千恵子選手のクルーとして全行程参加
2023年 チーム「JAPAN RANDONNEURS 8(JR8)」のメンバーとして参戦
代表 本多 海太郎
高校時代はバトミントン、大学ではサッカー部、会社員時代はヨット、登山、自転車と常にスポーツを愛好。1990年代に自転車でのツーリングの楽しさに目覚め、日本各地のツーリングの他、導入当初からのブルベを中心に走る。
Audax Japan設立時の副会長、のちAJ神奈川代表(前)。ブルベ主催歴20年以上。神奈川県外でも興津400・600の前身を設計主催、追い風400や白河200・300等のコースも作成し主催している。
自転車歴
2002年 日本初のBRM600km:完走
2011年 PBP (パリーブレストーパリ):完走
国外では2004年以来、ネパール、パキスタンのカラコルム・ハイウェー、パミールなど
RAAM歴
2018年 鈴木裕和選手のクルーとして全行程参加
2019年 尾澤千恵子選手のクルーとし全行程参加
2023年 チーム「JAPAN RANDONNEURS 8(JR8)」のクルーとして全行程参加