RAA2024 終了しました

おかげさまでRAA2024、無事に終了しました!

一時は台風の進路が大きな懸念材料となり開催まで天気予報とにらめっこしながらの日々でしたが、みなさんの思いが通じたのかお天気に恵まれました。

非常にたくさんの方にご参加いただいたこと、特に開催地である青森の方による参加が多かったこと、無事に開催できたこと、心から感謝申し上げます。

また来年、ぜひ青森の地でお会いしましょう!

RAAとは?

JUCAが主催するRAAは青森一周ライド「Ride Around Aomori」の略称で、日本で唯一のアメリカ大陸横断自転車レース(Race across America、略称RAAM)公認予選会です。

RAAMへのチャレンジはまずこの予選会を突破し、RAAM参加資格を取得するところから始まります。青森県を1周する650km、秋田県までエリアを拡大した1000kmの2コースがあります。

RAAにはRAAM予選会、同じ距離・コースを走るJUCA走行会の2つのカテゴリがあり、それぞれソロ、チームでの参加が可能です。

RAAM参加を目指す方、長距離愛好サイクリストとして、ソロであるいはみんなで脚試ししてみたい方もぜひご参加ください!

RAAMとは?

アメリカ大陸横断自転車レース「Race Across America」の略称で、世界で最も過酷な超長距離自転車耐久レースの1つに数えられています。アメリカ西海岸から東海岸までの約5,000km・獲得標高53,000mを走ります。

プロ・アマチュアを問わずソロまたはチームでの参加も可能です。参加者とサポートクルー全員が一丸となって、距離・地形・気候に対応しながらアメリカ大陸を横断するという非常に難度の高いレースは他に類を見ません。

体力・精神力ともに極限まで高めなければならないとても過酷なレースですが、過酷だからこそチャレンジのしがいがある、そんな素晴らしい大会です。長距離から超長距離に、広大なアメリカに、そして「未知の自分」に挑戦したいサイクリストにぴったりのレースと言えます。

JUCAについて

日本ウルトラサイクリング協会(JUCA)は、アメリカ大陸横断自転車レース(Race across America、略称RAAM)参加の資格を、ここ日本で取得するために設立された、自転車での超長距離走やRAAMに関心のある方、挑戦してみたい方のための団体です。

1982年から毎年開催されているRAAMは、約5,000kmを走る世界で最も過酷な超長距離自転車耐久レースの一つで、1995年に当団体設立者の一人である櫻井要がアジア人初完走を果たしました。

これまで海外大会でのみ参加資格を得ることができましたが、国内でのロードサイクリングの普及に伴いRAAM本部からの承認を得て、ここ日本で公式予選会を行えることになりました。RAAM公式予選会の開催とRAAM出場を目指す国内のサイクリストを支援すること、この2つを主な活動としています。

ウルトラサイクリングの魅力とは?

直線で…
皇居〜青森県最北端 大間町・島根県出雲大社:約650km
皇居〜北海道歯舞群島・鹿児島県種子島:約1,000km
日本最北端の地 宗谷岬〜最南端 沖ノ鳥島:約2,845km
日本最東端 小笠原諸島 南鳥島〜最西端 与那国島:約3,142㎞
月の直径:約3,474㎞
地球の直径:約12,756km


指定されたチェックポイントを通過しながら、ゴールまで長距離を走りきる自転車イベント「ブルベ」。その目的は「完走すること」です。順位やタイムではなく、完走を目標とする競技性の低さはブルベの醍醐味といえます。

とはいえ、最短でも200kmの距離を走るのでそれなりの技術が必要となります。練習を積み重ねて体力を消耗しにくい乗り方やトラブルに関する知識・対応力を身につけ、コースや各区間の特徴を捉えて、体力の配分を考えながら取り組んでいくことが完走につながります。

そして200km、300km、400km、600kmというブルベの距離を超えていくのが「ウルトラサイクリング=超長距離」。当団体主催のRAAは650kmと1,000km、そして本戦となるRAAMは5,000kmを超えます。

超長距離と地形・気候の変化に対応するための頭脳戦も展開しつつ、体力・精神力を極限まで高めながらゴールを目指す。

ずばり、ウルトラサイクリングの魅力は「自分が認識している限界の、その先にいる新しい自分に出会うこと」、これに尽きます。